Ｈ２６年５月24日に行われた、平成２５年度丹生郡医師会定時総会にて、私は丹生郡医師会長に選出されました。前藤本会長は、１０年間にわたる長期間、丹生郡医師会会長を立派に続けてこられました。 そして今回、体調、年齢等の理由で退かれることになりました。まことに残念であります。しかし、前会長より、次期の医師会長就任依頼のお言葉をいただき、大変な名誉であり、すぐにお受けすべきところでしたが、①私が、開業医でないこと。②すでに織田病院の常勤職員でないこと。③藤本会長のようにはとてもできないと思ったこと④６７才になって体力にも自信がなかったこと。等の理由でお断りしておりました。しかし、渡辺恭行先生の突然のご逝去などもあり、「年齢順ではやらないといけないかな」とも考えました。また５月１１日理事会での織田病院津向院長の「事務局を織田病院におき、事務員を丹生郡医師会雇い（兼務）としてはどうか」伊部先生の「みんなで手伝いますよ。」とのありがたい提案も背中を押すこととなりました。Ｈ８年よりお世話になった丹生郡医師会への恩返しをしたいとも思うようになりました。というわけで、今回の医師会長をお引き受けいたしました。しかしながら、私は浅学菲才の上、最近物忘れもだんだんひどくなり、行動力も落ちてまいりました。こんな私が、医師会長をやっていけるのかなという不安はぬぐえませんが、一生懸命がんばりますので、どうかよろしくお願いいたします。
わが医師会は、会員が、１７名と小さな医師会ですが、仕事量は大きな医師会と同じだと聞いております。何とかすべての先生方のお力をお借りして、「全員野球」でやっていこうと思っております。 丹生郡医師会は、福井県医師会の一員として、日本の医療を支える任務があります。同時に福井県、越前町などの行政組織と協力して、県民、地域住民の健康を守る責任があります。
勿論我々丹生郡医師会の会員家族の生活を守る事も必要です。
また丹生郡医師会は、一般社団法人となりより公益的な立場の集団となりました。
今まで以上に、地域住民の健康増進のために、越前町等の行政に協力しながら、予防接種、健康診断、救急医療、休日当番医、介護保険の円滑な実施に努力しなければなりません。
役員の先生方には、いろいろお引き受け戴くことも多いと思いますがよろしくお願いいたします。また、地域住民の方々にも「さすが丹生郡医師会」とご評価いただきます様努力したいと思います。何かご注文があればご遠慮なく事務局に申し出ていただきます様お願いいたします。前向きに検討させていただきます。
末筆ながら、会員各位のご健康、ご多幸お祈り申し上げます。
H26年 6月 丹生郡医師会 会長
島田 政則