第13回 健康公開講座 『正しく学ぼう食物アレルギー−こども達を守るために−』

第13回 健康公開講座チラシ
当日の会場の様子
第13回 健康公開講座アンケート集計結果

講演内容・講演資料
≫食物アレルギーになぜなるの?〜経皮感作について〜
織田病院 小児科
矢島 誠 先生
≫学校における食物アレルギー対応について
丹生郡学校教育研究会養護教諭部会 常盤小学校
高川 英美 養護教諭
食物アレルギーの基礎知識と緊急時の対応について
公立丹南病院 小児科
矢島 裕子 先生
リラックス体操
織田病院 理学療法士
松山 徳英 氏
第13回健康公開講座 当日の会場の様子
  • 会場
  • 会場の様子
  • 開会挨拶
  • 食物アレルギーになぜなるの?〜経皮感作について〜
  • リラックス体操
  • 食物アレルギーの基礎知識と緊急時の対応について
  • 食物アレルギーの基礎知識と緊急時の対応について
  • 質疑応答
  • 質疑応答
  • 閉会挨拶
  • 集合写真






第13回健康公開講座アンケート集計結果
参加者数:135名、アンケート回収:107名(回収率79%)
【1】性別 72%が女性
男性:24 女性:77 未回答:6
【2】年齢 20〜50代が全体の72%
29歳以下:6  30歳代:20  40歳代:23  50歳代:28  60歳代:14  70歳代:12  80歳以上:1 未回答:3
【3】住所 79%が越前町内からであり、39%が旧朝日町から
越前町 85(旧朝日町:42 旧織田町:15 旧宮崎村:15 旧越前町:13) 福井市:11(福井市:8 旧清水町:2 旧越廼村:1)  鯖江市:9  越前市:0  未回答:2
【4】今回の健康公開講座を何で知ったか?
(チラシが主であるが、今回はその他の学校・保育園への宣伝が大きかった。)
ポスター:9 知人等からの紹介:18 病医院のスタッフより:2 チラシ:36 その他:42(役場の方、学校、保育園) 未回答:0
【5】健康公開講座の時間はどうか?
長すぎ:22 ちょうど良い:73 短すぎ:0 未回答:12  
【6】今回のテーマの関心
あった:57 少しあった:35 あまりなかった:12 なかった:1 未回答:2
【7】講演内容の理解度
深まった:55 少し深まった:44 あまり深まらなかった:2 深まらなかった:1
【8】印象に残ったこと
・先生達が一生懸命なことは分かりましたが、周囲の子供達もアレルギーでない子でも指導してほしいです。
・給食センターから子供の口に入るまでの対応には多くの配慮がある。この流れの中でどんな場合でも(担当者不在など)いつもの流れが保たれるよう危機管理されていることに感謝しています。これからもよろしくお願いします。
・食物アレルギーの実態及び原因食材
・その子に届くまでが給食
・大変感心した。
・信頼のでき対応感謝しています。
・必ず確認してアレルギーのある子供に配慮していてすごいと思いました。
・危機管理の意識をもって職員の方々が責任をもって生徒さんに給食を届けているのがわかりました。命にかかわってくるので責任重大だと感じました。
・急になることがあるといいので、心配
・各学校で研修や訓練をしていること。
・以前よりも丁寧にチェックが行われていて安心できると思いました。対応食や食材についていろいろと考えてくださっていて、アレルギーがある子もみんなと楽しい給食が食べられることができてうれしいと思います。
・代替え食などの複数確認がされていたこと。
・アレルギー対応をしっかりしてくれていることを知り安心した。
・マニュアルに基づいて対応していること。対応食をだしているものがあること。
・ここまで学校で児童に対して指導をしているとは知らなかったので、アレルギーを持つ親としては、とてもありがたいことだと思った。
・一人ひとりに対して細やかな対応
・各個人のアレルギーに応じて慎重に食事を扱っている事に感心しました。昔はそのような対応は見たことも聞いたこともなかったので、現代の食事事情の複雑さを感じました。
・除去食、代替え食がたくさんある場合の対応は大変だと思います。
・何度も給食を作る側、運搬する側、受け取る側のチェックを行う大変さを知ることができた。それぐらいしないとアレルギーを防ぐことができない事がわかった。
・こまめにアンケートがあったり相談に対応してくれたりしてくれ助かります。
・誤食がないよう子供への食の安全がきちんとされていて安心しました。
・先生方がとてもこまかくチェックをしてくださっていること、食物アレルギーで発作がおきても大丈夫なように対応などの研修を行って下さっていること。
・細やかな配慮をされていることに感心した。(昔はアレルギーについての知識もなく、放置状態だったので)
・病院からの指導票に基づいて面談を行っている点や調理実習の保護者同意書をとっている点に驚きました。給食センターでの調理もとても注意を払っていることも安心な点です。学校での対応が細かくて安心できました。でもこの流れをしらなかったので、アレルギーのない児童の保護者にも知らせていただければと思いました。
・給食の対応についてさまざまな対応を行っていただいていることに驚きました。新しい給食センターになると、そこまできめ細やかな対応をしていただけるのか、不安になりました。
・先生方が緊急対応の研修会をひらいていること。
・二つ以上の臓器疾患であれば、アナフィラキシーを疑うという事。
・合宿や修学旅行などでの食事についても細やかな話合などをされているということで、安心感と信頼感があります。
・校内での先生の研修、校内での子供さんたちへの授業etcの取り組み
・アレルギー症状への処置、緊急対応について
・食物アレルギーの種類
・たくさんの人の手で給食が守られていることが分かった
・面談して丁寧に対応されている。
・学校でマニュアルに従ってきちんと対応していただけることが分かり安心しました。
・全教員で情報共有、シュミレーションをしていること
・全国平均が2〜3%に対して、越前町の食物アレルギーの割合が7%は多いなあと思いました。
・マニュアルがあって、連携がとれていると感じ安心感がもてた。
・アクションカートの作成
・小中学校全体で同一マニュアルを用意し、毎年のように更新していりるなど先生方のご苦労がよくわかった。
・各学校や越前町で取り組んでいる食物アレルギーに対する対応”を町民の皆様に知っていただく機会になりとてもよかったと思います。食物アレルギーについて自分には関係のない話ではなく、越前町の子供たちの命を守るために、たくさんの方に聴いてもらいたい内容でした。
・あらゆることを想定し、丁寧に対応している。
・越前町内の児童生徒の実態(7%も食アレの子がいる、かにアレルギーが多いなど
・校内研修、児童生徒へのアプローチ、いろいろな指導をしていること
・給食センターでも学校でも何度もチェックをしていて、誤食がないようにしてくれているんだと。アレルギーを持つこの親としては、とてもありがたいです。
・食物アレルギーを起こした時の職員対応が研修などを行っていたりして、学校側のアレルギー生徒への心がけがすごく伝わった講演でした。
・数字などが示してあり、学校の現状についてはっきり伝わってきた。
・対応マニュアル
・児童生徒への食物アレルギー教育
・各校での緊急時対応シュミレーション
・誤食がおこらないよう各校で最新の注意を払っている事
・丁寧に対応していること
・いくつのも目で確認していくこと
・児童生徒へのアプローチでは、他校種の取り組みが特に参考になりました。場面の設定や対象、伝えるための手段など様々な形態があり、それぞれの学校の地域の特性や発達段階を踏まえたアプローチを考えられていると感じました
【9】良かった講演(複数回答可)
「食物アレルギーになぜなるの?」:73
「学校における食物アレルギー対応について」:67
「リラックス体操」:70
「食物アレルギーの基礎知識と緊急時の対応について」:77
【10】来年の健康公開講座に参加したいか
是非参加したい:58 分からない:44 参加したくない:1 未回答:4
【11】意見・要望
・一般の方には少し難しい内容だったかも…と思いましたが、アレルギーを持つお子さんのおうちの方にはとってはとても良かったと思います。今後も地域で協力してテーマを決め、開かれていくとよいと思いました。
・とてもおもしろい講演内容ばかりで勉強になりました。ただ、専門的な話が多かったために、一般の人向けにしては難しいのかなと思いました。
・子どもたちの健康面に関する講演も(例えば睡眠など)今後ぜひお願いしたいです。
・食物アレルギーの子をもつご家族の方にもっと来てもらえたらよかった講演だった。
・学校における食物アレルギーについて、講演中は印刷物はいらないと思ったが、家に持ち帰って話題にしようと思うと、印刷物があった方が良かったかもと思いました。内容的にはとても良かったと思います。
・託児所があって集中して聞くことが出来ました。食物アレルギーについて学べる機会がありがたく、関係のないうちの子は大丈夫…では済まされないなと思いました。
・専門的内容であまり分からなかったところもあった。理解しやすい説明であってほしいです。
・あまり意識がなかったことであるが、お話の中で数値だけでびっくりする事はないことが分かりました。(数値=食べれないでない)ヒスタミンやステロイドのことも少し分かり、お聞きする機会をいただきありがとうございました。
・子どもがアトピーのこともあって、漠然とアレルギーというものを認識していましたが、わかりやすいスライドと先生のお話で納得がいきました。
・とても勉強になりました。
・食物アレルギーをもつ人が身近に増えているように思うので、緊急時の対応などが知れてよかっと思います。
・今回初めて参加しましたが、高齢者がますます増える時代ですので、骨折予防とか認知症予防とかの講演があると嬉しいです。
・講座に参加し、食物アレルギーで悩んでいる子どもたちがどれだけ少なくなるのかなと疑問に思いました。動物性食品中心の食生活になったことで様々なアレルギーが発症している、そういったことが先生から聞けると思っていました。学校給食から牛乳を無くしてほしいです。現に学校から牛乳をなくしたとたくさん聞いています。
・正しい知識を持つことが大切なことだと分かりました。
・もう少しリラックス体操を長くしてほしかった。
・毎回参加しており、健康管理に役立てて元気をもらっています。今後も続けてください。毎回楽しみにしています。人生100年時代、高齢者の生活環境の在り方などのテーマ講座を考えてください。
・アレルギーに対し近くに専門の方がいると分かったので安心した。
・経皮感作について分かりやすくお話をしていただけて、よく分かりました。リラックス体操はこまめにしたいなと思いました。簡単なのでやりやすいです。食物依存性運動誘発アレルギーを初めて知りました。食べるだけでは無いことに驚きました。「食べる」事に気がいきますが、皮膚からもなるし、知らないことがいっぱいでした。
【12】まとめ
演題が食物アレルギーという内容で、子どもから大人の方と幅広い層で興味深い講演になったと思われる。今回は学校、保育園にも広くPRしたことで来場された方も多かった。講演内容についても食物アレルギーというテーマを設定したことで、参加者の興味をかきたてることが出来、分かりやすく、非常に役に立つものであると概ね好意的に受け止められた講演内容であった。毎年参加していただいている方もおられ、今後の公開講座にも期待をよせることになったと思う。

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