老人頭で振り返ってみれば丹生郡医師会長 藤本哲三


明けまして、おめでとうございます。 

年が明けても、大勢の人々が苦難の中におられます。

昨年の3月に東日本を襲った大震災と大津波は、2万余人の方々の命を奪い、幾つもの市や町を壊滅させました。

9か月経っても復興に至りません。

しかし、日本はこれまで何度も大災害に見舞われてきましたが、その都度立ち上がってきました。

今回の不幸も被災地の人々の力と国の力で、見事に復興することを願うばかりです。

津波は、四つの原発の原子炉を破壊し、放射性物資を原子炉から外部に拡散し、

広範囲の地域の土や空気や水や木々や草花や動物や野菜などが汚染されました。 

これからどんな嫌悪すべき現象が現われてくるかわかりません。恐ろしいことです。

原発は、もともと未熟なテクノロジーで建設されたものと思われてきます。

人間が原子力つまり原子がもつエネルギーを制御できるという自負は、妄想であったかのかもしれません。

将来、人間は、原子力を自由に扱える時代は、くるのでしょうか。

エネルギーのない日本は、無力な赤子のようなものです。

代替エネルギーとして、太陽光、風力などの自然エネルギーが挙げられていますが、

エネルギー供給の決定的のものにはなっていません。私は、こんな夢想をしています。

ある特殊な触媒が発見され、これに水を通せば、直ちに水素と酸素に分解され、水素を得る。


この水素を燃焼させて、発生する巨大なエネルギーで発電をする。 こういう夢想です。

水素は、宇宙ロケットの燃料であり、実験的ではあるが、水素を内燃機関で燃やして走る車や直接酸素と融合させ、

電気を起こして走る車もあった。

水素の製造、制御、貯蔵などに難題があるが、誰か実現してくれないものでしょうか。

政治家になるには、嘘を云わなければならないし、嘘をいわなければ、政治家をやってゆけないらしい。

資質を感じさせない議員も、ちらほら見受けられます。 昨今の政界のこういう話題ばかりです。 

それでも彼らは、選良であります。 まあ国だけは売り渡さないように願いたい。

今年は、何事においても平穏であることを願っています。本年もよろしくお願いします。


平成24年1月1日